人生の最期に笑えるように

~人生の質はコミュニケーションの質で変わる~

人それぞれのクオリティ・オブ・ライフ

あなたは現在の自分の生活に満足しているでしょうか。それとも、満足できるようにと道半ばで頑張っているところでしょうか。女性の社会進出が進む現代社会において、女性にとって理想のクオリティ・オブ・ライフの形は人それぞれに変化してきています。

一昔前なら、寿退社で結婚後は家庭に入ることが多くの女性にとっての幸せだと思われていました。しかし、今では寿退社という言葉を使うことも減り、結婚しても子育てをしながら仕事を続ける人がほとんどです。しかも、その生活は決して楽なものではありません。自分の体調管理だけでも大変な上に、体調を崩しやすい子供を抱えていては仕事を休まざるを得ないこともあります。子育てが忙しいのは当たり前、働きにくければ転職すればよいなど、一部にはこのような前時代的な考え方がまだまだ残っています。

でも、少し視野を広げてみると、働く女性に役立つ支援を受けられるケースもあります。経済的に苦しい生活になっているなら助成金を受け取れたり、子育てに悩みごとがあれば自治体の子育て支援の窓口に相談することもできるのです。住民票を取りに行く程度にしか役所を利用したことがない方も、一度自分の住む街のサービスを確認してみましょう。誰かに相談すると不思議と気分が軽くなるものです。クオリティ・オブ・ライフは自分ひとりで上げられるものではありません。誰かのサポートや支援があってこそ初めて形作られるものなのです。